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ROADSTER STORY

#002 手放してしまったけど、家族

オーナーとロードスターの自己紹介

投稿者兵庫県・古田弘 さん(40代・会社員)
車種ユーノスROADSTER NA 1.8L AT 白 1994年
ロードスターの名前ミチコ
ロードスターの性別女性

ユーノスROADSTER NA 1.8L AT 白 1994年

マツダの中古車店で購入
私33歳 妻34歳の時 所有期間は約6年間

家族になったロードスターの出会いと別れ

最初の出会いは妻が自分の車が欲しいと言い出した時でした。付き合いのあるマツダの中古車店に手ごろな車が無いか見に行った時、コンパクトカーに紛れて白いロードスターがいました。私はこぎれいなデミオあたりを買うのかな?と思っていたのですが、夫婦そろってロードスターに興味津津となり、「こういう車、乗れたらいいね」なんて言う感じ。

その時営業の方が、「ちょっと前に出しましょうか」との申し出をしてくださいり、見やすいところに移動した瞬間「かわいい!!」と妻の表情がガラッとかわったことをよく覚えています。妻曰く、「この子にはまつ毛が生えている」らしいです。

ロードスターを家族に迎え入れてからは夜のカフェ巡り、夜の六甲山ドライブ、買い物じゃないお出かけにとメインカーとロードスターが半々ぐらいになるように気分で乗り換えて楽しんでいました。

その後自宅を購入する際にもどちらの車もいつでも出せるようにと並列で2台駐車できる家を選び快適なカーライフを過ごしていました。

妻は車の運転に目覚めてしまい、AT限定免許を限定解除まですることになりました。(MTのロードスターを将来的には買いたいと思ってたらしいです)

しかしその後、妻が体を悪くして運転をしなくなりました。
免許は維持できるが、運転そのものに自信がなくなった とのこと。
次第に乗る距離も短くなり、「この子(ロードスター)にとってうちにいることが本当に良いのだろうか」という思いに至り、購入したマツダのお店に連れて帰ってもらうことにしました。

担当の営業の方曰く、「この年式でとてもきれいにされているので、うちでほしいお客さんいますよ」とのこと。次の方がかわいがって乗ってくれるのであれば、その方がよい。となりました。

さよならの日、私は仕事で立ち会えませんでしたが、妻は走り去るロードスターの音を聞いて、「こんなにいい音で走ってたんだ・・」 と思ったらしいです。心底、良い車だった と。

ふたりだけのクルマ、助手席は私か妻

妻の車で妻のみが運転するはずでしたが、私が運転することがすこし多かったような・・。助手席は私か妻。

「ミチコ」は、家族。

妻がつけた名前は「ミチコ」女性です。多分、ROAD… だからだとは思いますが、ミチコは私の実母の名前でもあります。複雑な心境です。

今だに白いNAを街中で見ると、「ミチコじゃないか?」と目を凝らしてしまいます。「ミチコ」のステアリングは購入したときのmomoからpersonalに変えており、そのmomoステアリングは今ではうちのインテリアになっています。

ロードスターへの「愛」を語ってください!

妻も私も共通の部分としては、丸目のリトラクタブルライトです。
あとはNAの排気音。

ロードスターと出会って人生がどんな風に変わりましたか?

風を感じて走るということ、思いのままに操れるということを同時に実現できる車はなかなかないと思います。この感覚は忘れることができず、いい歳になったら今でもロードスターを再び家族に迎えたいと思っています。

絶対に忘れることができない良い経験ができました。

今から「ロードスターに乗られる方へ」メッセージをお願いします。

乗ってみるだけでわかることは本当に少ないと感じます。

ロードスターを所有するということは、あなたの車人生に大きな影響を与えることになるでしょう。


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