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ROADSTER STORY
ロードスター物語#022

#022 公私ともに人生を変えたクルマ。最高の相棒であり、どこでもドア。

ロードスター・オーナー紹介

投稿者兵庫県・たけちゃん さん(40代)
車種ND 100周年記念車
ロドは女性?男性?女性
たけちゃんさんのInstagramhttps://www.instagram.com/takeokahiroyuki/
たけちゃんさんのFacebookhttps://www.facebook.com/hiro.takeoka

1度目は「偶然」の出会い。印象的な赤のNA

1度目の出会いは中学生のころ。学校からの帰り道、後ろから抜いていった赤いNA。

車に興味はありませんでしたが、オープンで走る美しい姿が印象的で、「あんな車に乗りたい」と思って、免許取得を意識しました。

2度目の出会いは「必然」?!

2度目の出会いはディーラーで。2015年の5月。ちょうど乗っていたMPVの点検で入庫した時

当時は父を失ったり離婚を経験したり、仕事もリーマンショックのあおりを受けて先の見えない状態でした。そんな時に、目の前に現れたデビューしたばかりのNDロードスター。経済的にも厳しい状況でしたので、正直乗るのは無理だと決めていました。

しかし、そんなところにとんでもない事をする人が現れます。

それが私の2代目の営業担当さん。

いつもいろんな車に乗り換えを案内してくれるんですが、当時は乗っていたMPV以上に魅力を感じる車がなかったのでお茶を濁して終わっていました。

しかし、今度は私のロードスターを見る目がいつもと違うと察したのか、攻め方が変わる(笑)

「お見積り用意します」と挨拶もそこそこに、席にも座らずそのまま事務室に。

席に戻ってきたら「ローンでも大丈夫です!」とガンガン攻めてきましたが、いろいろな事情があるので私は「ローンはまず通らないよ」、と。すると「ローンが通ったらご購入でいいですか?」とファイナルアンサーを引き出そうとしてきたので、

絶対に通らないと思っていた私は
「通ったら買うよ!」とファイナルアンサー!!

数分後、現れた担当さんは

「通してきました!」

とニコニコしながら回答!

こちらはもう、ずっこけるわ開いた口が塞がらないわ、おもいっきりやられた感満載でした(笑)

NDとの出会いはきっと「運命」

手渡されたカタログに書いてあったコピー。

「このクルマを手に入れる、ほんの少しの勇気を持てば、きっと、だれもが、しあわせになる」

「自分の行く道は、自分で決めたほうが、楽しいに決まっている」

これを見たときに「ああ、これはもう乗ることが決まっているんだな」と微笑んだのを覚えています。

その後、5年目の車検満了に合わせて100周年記念車も押してくる!(笑)
カラーデザインが求めていたものであったのも手伝って、今の愛車となっています。

官能的でスパルタンな、愛車

見た目で官能的に感じるときは女性的に思います。が、いざ走ってみると隙を見せないハンドリングを要求してきたり、スパルタンな一面を見せてくるので難しいですね(笑)

ロードスターは私の”人生”

楽しいときも、悲しいときも、嬉しいときも、悔しいときも、常にNDと一緒に空を見上げて走ってきました。

ネガティブな時に幌を開けて走ると、自分の小ささを感じます。そして、前向きな気持ちにさせてくれる。

コイツとなら、どこまでも行ける。そう思わせてくれる最高の相棒であり、人生のパートナーです。

ロードスターの幌(ホロ)は、自分の蓋(ふた)をも開けた

ロードスターって屋根が開くんです。
これって、すごく特別なことじゃないですか?

その特別を手に入れた。これって本当にすごい事でした。

生活するって、いろんな制約があります。言い換えたら、自分の世界をその制約によって蓋をされたり押し込められたりして生きている。

そんなものを、取っ払ってみたらどうなるんだろう?幌を開けるときって、そんなことを思って開けることがあります。

日々のモチベーションを生む仲間たち

初めてロードスターのシートに座り、エンジンをかけた時の感動は忘れません。そして、幌をオープンにした時の解放感。

この感動は言葉にはできないものでした。

見慣れた街が、走りなれた道が別世界に感じる。特にロードスターはクローズだと視界がとても狭いです。それがオープンになったとたんに世界が変わる。

前から走ってくるロードスターが手を振ってくる。知らなかったらビックリしますけどね(笑)

ロードスターが仲間を増やしてくれます。もちろんそれを好まない人もいますが、楽しみ方は人それぞれ。同じロードスターは一台としてない。

そして、どのオーナーも「ウチノコイチバン」と愛してやまない。

お互いにリスペクトしあいながら出会い、再会を約束して別れる。

その刺激を日々の生活のモチベーションにしています。

ロードスターと出会って人生がどんな風に変わりましたか?

ロードスターに乗るようになって、家にいることがなくなりました。

今では職業は『旅人』と名乗れと友人に言われます(笑)

北は新潟、西は広島まで行きました。主に行くのは長野県のビーナスライン。四季を通じて様々な顔を見せてくれる場所ですが、特に冬の絶景は言葉になりません。

そこに集う人々と繋がり、SNSも手伝って数えきれないほどの仲間と繋がりました。

これからもいろんなことがあって、悲しいことや悔しいことも多々あると思います。でも、ロードスターに乗ることで困難な状況を打破する勇気をもらい、また前に進んでいくんだろうなと思います。

どんなに遠くても、どんなに高い壁がそびえていても、きっとその向こうへ行ける。コイツは、私の相棒であり、どこでもドアです。

仕事でも営業車として活躍してくれてます。

インパクトのある車ですから、取引先や新規営業かけるときには目を引くので名刺代わりになることも(笑)

クルマ好きな方が相手してくれると全く商談が進まないこともありましたが、公私ともに私の人生を変えてくれました。

今から「ロードスターに乗られる方へ」メッセージをお願いします。

手元にロードスターがある。これほど幸せなことはないと思います。「だれもが しあわせになる」このコピーがすべてを語っています。

ロードスターにインスピレーションを感じたら、逆らわないことです。

そして、一番大切なことは「自分と他者を比較しない」こと

あなたがロードスターに乗ると決めたら、あなただけの特別を得られます。ノーマルで乗って良し、好みに合わせてカスタマイズするも良し。

あなたのこれからを、エキサイティングにしてくれる事は間違いないでしょう。

※この記事は、公開(投稿応募)当時のものとなります。ご了承ください。


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